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認知症

認知症(=痴呆、ボケ)とは

認知症とは、『物忘れを中核症状とした症状群』のことを言います。
すなわち、認知症という『状態』と考えると分かりやすいです。

認知症の種類

認知症という『状態』になる病気は多くあります。
アルツハイマー病、レビー小体病、ピック病などが有名です。
その他、脳卒中、アルコール依存、栄養失調、ホルモンの異常などでも起こります。
まず診察を受けて、認知症の原因を特定することで治療法が少しずつ異なります。

  • 必ずしも認知症の原因がはっきりする訳ではありませんが。

施設入所を考えるタイミング

①介護度
経験的に、介護度が3を超えると自宅での介護が難しくなります。
②周辺症状
認知症の中核症状(物忘れ)の他に、様々な症状が出てくることがあります。
不眠、大声だし、徘徊、暴言/暴力行為、妄想、異食、弄便などが挙げられます。
これらは中核症状と対比して『周辺症状』と言われます。
この周辺症状が出てくると、物忘れは軽度でも自宅での介護が難しくなります。

介護は楽をしなければいけません!

介護 = 認知症のおじいちゃん、おばあちゃんの面倒を見ること、と考えて良いでしょう。
大切なのは、介護は長期間続くということです。
「何とか家で見てあげたい」と考える家族が自然であり、一見介護される側も幸せに見えます。

しかし介護は24時間の管理が必要です。 そのため、家で見るためには仕事を辞めor変え、長い時間家族に付きそう必要があります。
慣れない介護に家族は疲弊し、一方で認知症は進むため、どんどん介護度が上がります。
介護される側から見ると、専門家でない者に介護を受けるため、受けるべき介護まで手が届きません。
こうなると、介護する側、される側のどちらにとっても不幸な状況になることが多いです。
何とか介護する者が120%の努力をして頑張ったとしても、数年も持ちません。

要するに、介護は「長期間できること」を前提に計画しなければなりません。
無理をするから介護者がうつになるし、暴力行為や介護殺人などが起きてしまうのです。 介護は楽をして下さい。
日本には介護制度がたくさんあります。知らないだけです。プロに任せましょう。
施設に入ってもらうこと=悪いこと、のように思う必要はありません。
できないことはできないのです。
施設に入って頂き、こちらはしっかり仕事をして、お土産を持って会いに行ってあげて下さい。
施設では受けるべき介護を受けることができるため、それこそ、WIN-WINです。

介護は分からないことだらけ(みんな同じです)

介護は子育てと同じように、はじめは分からないことだらけです。当たり前です。
プロに聞いて下さい。
まずは医療に繋がることで地域のケアマネージャーに繋がります。
まず精神科を受診頂き、そこから介護をはじめていきましょう。
お薬だけで相当良くなられる患者様も多いです。

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院長
大土広将
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