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躁うつ病(双極性障害)

躁うつ病(=双極性障害)って?

簡単に言うと、躁状態とうつ状態を繰り返す病気のことです。

①躁状態
  • 高揚感、爽快感(ワクワクする、楽しい!!、等)
  • 万能感(何でもできる気になる、起業する、突拍子もなく何かを始めようとする、等)
  • 金銭の浪費(とにかくどんどんお金を使う)
  • 社交性の増大(誰彼かまわず話しかける、昔の友人にメールや電話したり、等)
  • 活動性の亢進(次から次に行動する、落ち着かない、等)
  • 易怒性の亢進(怒りっぽくなる、常にイライラしている、等)
  • 多弁(とにかくよく話す)
  • 不眠(寝なくても大丈夫、夜も寝ずに活動し続ける、等)
②うつ状態
  • 憂うつな気分
  • 興味、喜びの喪失(趣味が楽しくない、興味が沸かない、等)
  • 疲れやすい、いつも怠い
  • 集中力の低下(仕事の効率が落ちる、今までしなかったミスをする、等)
  • 罪責感(周りに迷惑をかけてしまっていると思う)
  • 将来に対する悲観(何をやっても上手くいくはずないと考える)
  • 不眠
  • 食欲がない(時に過食も出ます)

簡単に言うと、躁状態とうつ状態を繰り返す病気のことです。
重要なのは、これら躁状態、うつ状態がある程度の期間継続することです。
躁状態は少なくとも数日間以上、うつ状態は1ヶ月以上継続します。
ですから、「朝はうつ、夜はハイ(躁)」などの場合は躁うつ病とは診断しません。
また、うつでも躁でもない状態は寛解状態と言われ、寛解状態が1番長いのが普通です。

誤診だらけの躁うつ病(=双極性障害)

双極Ⅱ型障害(うつ+軽躁を繰り返す病気)の存在や薬屋さんの過剰な営業/啓発活動で誤診が非常に増えていると感じます。そもそも躁うつ病は統合失調症と並び、わたしたち精神科医が古くから戦っている「精神病」であり、急に増えるものではありません。
精神疾患ではありますが、明らかに脳の病気であり、ある程度遺伝性もあります。躁うつ病は、「精神障害者」として障害者手帳が付与される精神病ですので、その診断にはわたしたち精神科医も極めて慎重であるべきです。
しかし現状、巷では「躁うつ病の安売り」、すなわち、「躁うつ病の過剰診断」が横行していることは非常に残念に思います。『病気』と診断することで、その患者さんは成長する努力を忘れ、病気のせいにして病気の殻に閉じこもります。わたしたち精神科医が患者さんの人生を台無しにするわけにはいかないのですが、そのような医療行為が公然と行われているのも事実です。

うつ病と躁うつ病(=双極性障害)の違い

シンプルに言えば、過去に躁症状があったかどうかがポイントです(この問診には熟練した精神科医でも時間がかかるものです)。その他、躁うつ病では20~30歳代の発症が多い、家族に精神病の人がいる、などの特徴があります。

躁うつ病(=双極性障害)の治療について

いくつかうつ病との違いを列挙します。

  • 憂うつな気分
  • 抗うつ薬は使用しないのが通例
  • 気分安定薬(リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピン、ラモトリギン、アリピプラゾール、オランザピン、クエチアピンなど)の継続内服を行う。
  • 躁うつ病は『治る病気』ではなく、『付き合っていく病気』であり、半永久的に気分安定薬を内服することが推奨されます(もちろん減量は可能です)。
  • 逆に、うつ病の場合は薬をやめていくのが通常の治療です。

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院長
大土広将
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