なくそう虐待

園児の送迎バス置き去り事件。痛ましいですね。
ニュースに流れていた父親の悲痛な叫びが涙を誘いました。

 

今回はこの事件について話すわけではありません。
逆にこの子はとても愛されていたんだと感じます。
痛ましい事故に巻き込まれ、その話を聞いた殆どの方が悲しみに暮れました。

 

一方でこのような悲しい事態が日常的に起こっている現実をご存知でしょうか?

 

当院は立地上、若い方の受診が大変多いです。
とても気になるのは、その中には少なからず虐待を受けて育った方がいらっしゃいます。

 

親からの暴力、暴言、ネグレクト、意見の押し付け、親がいつも喧嘩している、親の顔色を見ながら生活している・・・など虐待の形は様々です。

 

これが日常的に行われます。
子供は「自分が悪いから怒られる」と感じています。

 

児童相談所が把握している数など、本当にハナクソくらいです。
臨床実感として、実際はメチャクチャ多いと考えています。

 

まだフォーカスを浴びていない、周囲から気付かれていない、気付かれても手が差し伸べられていない子供たちが沢山います。

 

より大切なのは『虐待児を救うこと』ではなく、『虐待をなくすこと』です。
今後、フォーカスされるべき命題と考えます。

うつ、躁うつ病(双極性障害)、不眠症(睡眠障害)、不安、パニック障害、SAD(社交不安障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、認知症は中野駅前メンタルクリニックへ。中野駅前メンタルクリニックは中野の精神科、心療内科、メンタルクリニックです。