上島竜平さん
上島竜平さん、残念です。
いつもキラキラして見えていましたが、心の底では色々と考えることがあったのでしょう。
ご冥福をお祈り致します。
時には死にたいほど辛いこと、ありますよね。
その時にどうすればいいのかとよく聞かれます。
ここでは少しヒントになる話をします。
これまで救急病棟でたくさんの自殺未遂患者さんとお会いしました。
後遺症もなく元気になる方、大ケガや脳のダメージで後遺症が残る方など様々です。
みなさん、口をそろえておっしゃる言葉があります。
「死ななくて良かった」
です。どんなに辛くても、根っこではやはり「生きたい」のだと思います。
生きたいからこそ葛藤するんです。
辛い時1人で考え込むと煮詰まってしまい、視野が狭まって行動化の可能性が高くなります。
「死にたい」という気持ちは、ただの視野狭窄、うつの症状とも言い換えることができます。
その一瞬の心の動きに騙されないで欲しいです。
煮詰まってしまいそうな時はまずその場を離れましょう。
意識を違う方向に向けましょう。
身体を動かしましょう。
口を動かしましょう。
さっさと寝てしまうのも良い手です。
とにかく、今のどん底状態から離れることです。
大きな吊り橋など、飛び降り自殺を図る直前の映像が残っていることがありますが、飛び降りる直前までみんな携帯を見ているそうです。
おそらくそこで携帯が鳴ったらその人は飛び降りていません。
誰かと話しましょう。
家族、友人、先輩、かかりつけの病院など誰でも構いません。
東京都であれば「ひまわり」、心の電話相談なども利用しましょう。
人間、気分の波があって当然です。
そして下向きの波は必ず元に戻ります。
うつ、躁うつ病(双極性障害)、不眠症(睡眠障害)、不安、パニック障害、SAD(社交不安障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)、認知症は中野駅前メンタルクリニックへ。中野駅前メンタルクリニックは中野の精神科、心療内科、メンタルクリニックです。